大ヒットした韓国映画映画『怪しい彼女』が、中国映画『20歳よ、もう一度』に生まれ変わって帰ってきた。
とはいっても、リメイクではなく、違った視点で描かれた姉妹作品になるんだとか。
EXOを脱退したルハンのスクリーンデビュー作だが、個人的には久々にチェン・ボーリンの姿を見ることができて嬉しかった。
『20歳よ、もう一度』
(原題:『重返20歳』/2015年/中国/132分)
(c)2015 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
6月12日(金)よりTOHOシネマズ新宿にて先行ロードショー、6月19日 (金)より 全国ロードショー!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
70歳の頑固なおばあちゃんモンジュン
『怪しい彼女』のナ・ムニと違い、中国版はシャレた感じの女性
とても70歳には見えないが(笑)、写真館で二十歳の自分に逆戻り。
彼女はテレサと名乗って青春を取り戻すことに
そう。テレサ・テンのテレサ(笑)。
劇中ではあの「つぐない」も披露している。ちなみに、韓国版ではオ・ドゥリだったw
テレサは孫チェンチン(ルハン)のバンドにボーカルとして参加
韓国版の孫がハン・ジハで「半地下バンド」だったのに対し、こちらはチェンチン(前進)で「前進バンド」に!
そして音楽プロデューサーのズーミン(チェン・ボーリン)を魅了
このシーンで大根を持っているが、韓国版ではたしか魚だった。
ズーミンとチェンチンに支えられ、歌手になる夢に近づくテレサ
けれど満ち足りた日々は長くは続かず―。
*****
中国テイストになった『怪しい彼女』。なんと、中国では『20歳よ、もう一度』が70億円もの興行収入を記録する大ヒット作品となったそう。
物語は『怪しい彼女』とほぼ同じだけど、これはこれで良かった。
ルハンやチェン・ボーリンのファンでなくとも楽しめるストーリーと思う。
ルハンのファンはもちろん必見だが、韓国映画『怪しい彼女』を見逃しちゃった!という人にもオススメ。
私は韓国版のナ・ムニのようなアジュンマパーマのおばあちゃんが好きだったけど、こっちはヒロインも可愛いので、ルハンやチェン・ボーリンとつり合いが取れていると思った。
花札が麻雀になっていたり、鶏料理が饅頭になっていたり…。
完全に中国映画。
けど泣きどころは同じ。『怪しい彼女』と同じ場面で泣けたよ。
オススメ度 ★★★★☆