いよいよGWに突入の今日、イチオシの映画が公開される!!
映画『ワンドゥギ』。
韓国では530万人もの観客を動員した大ヒット作。
韓国エンタメが好きな方はもちろん、特に韓国映画に興味のない方にもぜひ見ていただきたい作品。
3分に1回…いや、2分に1回ぐらい。シーンによっては1分に1回のペースで笑わせてくれるから。
『ワンドゥギ』(2011年/韓国/108分)
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4月28日(土)より新宿武蔵野館にてロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
貧しい家庭に育った高校生ワンドゥク(ユ・アイン)
勉強はできないけれどケンカは強い。そんな彼は母親の存在を知らない。
ワンドゥクと一緒に暮らすのは身体に障害を持った小柄な父親と、少し変わった叔父さん。
そして最悪なことに―
隣の屋根部屋にはワンドゥクの天敵ともいえる教師ドンジュ(キム・ユンソク)が住んでいる。
朝から晩までワンドゥクを罵るドンジュ
しかも思いきり干渉してくる。
ワンドゥクの願いはただ一つ。「ドンジュが目の前から消えること」(笑)。
教会に行ってまで「頼むからクソドンジュを殺してください」と切に願っている。
そうと知らないドンジュ
彼はますますワンドゥクの生活の中に入り込んできて…。
何の前振りもなく、いきなり母親の消息を告げてくる。
初めて知る母親の存在に戸惑うワンドゥク。
ついでにクラスメイトも気になってしまう
ドンジュからは「勉強をさっさと諦めてキックボクシングをしろ」と勧められる。
いいのか、それで(笑)
「貧しいのは恥ずかしいことじゃない。食えるだけ幸せだと思え」と。
「今、自分を恥じていることをいつか恥じるだろう」
*****
ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のユ・アインが演じるワンドゥク。
正直、こんなに面白い映画とは思わなかった。教師のドンジュ演じるキム・ユンソクのとぼけた演技にも笑いが止まらず、試写会場は賑やかな空気に包まれた。
散々笑わせてくれるけど、一方で映画には韓国での外国人労働者の問題も盛り込まれ、またドンジュも大切なことを教えてくれる。
途中でホロリとさせられたり…、見終わったら心が温かくなった。こういう映画は何本でも見たい
ドンジュみたいな教師がいたら楽しいだろうけど、自分の担任だったらイヤかもしれない(笑)。
けど、ただのコメディと思ったら大間違い。ワンドゥクが父親を背負って歩くシーンや、母親に見せた愛情にグッときて思わず目頭が熱くなる。
当たり前だけどキム・ユンソクは『哀しき獣』の時とはまったくの別人よ。
オススメ度 ★★★★★