今日でついに千秋楽。
日本の『エリザベート』
4回目は「花總まり×井上芳雄」という組み合わせ
二人のシシィがいるけど・・・
正直、歌唱力があまりに違いすぎて選択の余地がない。
結局「お花様で見るしかないじゃん」って結論にw
本当に美しいシシィだった♡
今シーズン最後になるであろう「私だけに」をしっかりと目に焼きつけた。
思えば今シーズン、初回はもう一人のシシィだった。
耳にした「私だけに」で感じた、得体の知れない敗北感は筆舌に尽くしがたく、本当に衝撃だったw
あれから2ヵ月以上が過ぎたけど、今振り返ってもヤッパリひどい歌声だったなーって、あらためて思う。
井上芳雄のトートは少し印象が変わったかも!
6月に見たときより少し冷たいトートに見えた。
相変わらず歌は上手いし、歌い方もキーも城田くんとは違っていて、どちらのトートも楽しめた♪
ただ…、私は今回は城田トートのほうが好きだった。
前回の目の下の黒いものがなくなってる!
最後は山崎育ちゃんのルキーニ
ひたすら退屈なルキーニだったw
心に何も響いてこないルキーニで、尾上松也のような個性は感じられず…。
まったくといっていいほど印象に残っていない。
当初、高い声のまったく出ない尾上松也のルキーニだったけど、後半はキーを変えるなど工夫していて、そうなると個性的な松也のルキーニのほうが味があって断然よかった。
佐藤隆紀のフランツ・ヨーゼフもこの日が初めて
すごーくよかった。
年を取ってから、シシィと心がすれ違っていくあたり、この人の声を聴いているだけで切なくなる。
日本版の演出では泣けない「夜のボート」で、初めてウルッとしちゃった。それぐらい良かった。
今シーズン最後のルドルフは古川くん
なんだかチョン・ドンソクのルドルフが思い出される。
歌は古川君よりも京本大我のほうが上手いと思うけど、なんだかんだ言って古川ルドルフもイケメンでカッコ良い。「闇ひろ」は城田優×古川雄大で、もう一度見たい感じ。
と、そんなこんなで、私の夏は終わった。
今回、日本版と韓国版を見ると、断然、日本版のほうが印象に残った。
見た回数も違うので一概には比べられないけど、帝国劇場の両袖まで飾られた舞台セットはやはり豪華だったし、お花様のシシィはもちろん、城田トートと芳雄トートにも強く惹きつけられた。
結婚式のシーンでトートが客席を歩く演出は撃沈でしたね(笑)。
韓国版はルドルフのシーンでの船の模型といったアイテムを最後まで上手く使ったり、回り舞台やリフトを駆使した演出も好きだったけど…。今年の韓国版はどうしても「暗い」「地味」といった印象。
なので、珍しく今回は韓国で一度しか見なかった。
とはいえ、日本は今日で終わり、韓国では9月6日(日)までソウルで上演されている。
日本版は来年の再演を楽しみにしたい♡