今週7日(土)から日本でも『尚衣院-サンイウォン-』が公開される。
『尚衣院-サンイウォン-』(2014年/韓国/127分)
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2015年11月7日(土)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
王室内で衣装を作り、“宮殿の宝箱”と呼ばれていた尚衣院(サンイウォン)―。
ここを仕切るドルソク(ハン・ソッキュ)はその功績により、半年後には貴族階級の両班(ヤンバン)になることが約束されていた。
一方、王室では劣等感を抱く王(ユ・ヨンソク)と、王妃(パク・シネ)が微妙な関係にあった。
ある日、誤って王の衣装を燃やしてしまった王妃は、庶民出身の天才仕立師ゴンジン(コ・ス)に王宮入りを命じることに。
王妃の美しさに心を奪われたゴンジンは王宮で才能を発揮し、大活躍。王妃のための衣装も手がけるようになる。
だが、やがて王はゴンジンに嫉妬に駆り立てられ、ドルソクも危機感を抱き始めるのだった―。
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すべてにおいてスケールの大きな映画。
制作費はなんと100億W(当時のレートで約11億円)。
衣装代だけで10億W、徹底した考証のもと100着以上の衣装が製作され、その作業に50人超が投入されたとか。
そうした衣装の製作にかかった期間は半年以上…。
注目すべきはパク・シネが着る純白の韓服。パッと見ただけでは分かりづらいが、15枚の衣が重ねられていて3,000個ものパールやビーズで装飾され、40kgもの重量になったそう。
また、王妃のかつらは通常5kgらしく、パク・シネが着用したものはなんと20kg(汗)。
小学一年生ぐらいの子供を頭に乗せているようなものね。
尋常じゃない。
それに加えてハン・ソッキュやコ・ス、ユ・ヨンソクといったスター俳優が出演し、エキストラを合わせると300人を超える人たちが登場している。
鮮やかな朝鮮王朝ファッションを楽しめますし、それぞれのキャラにも共感できる内容だった。
それなのに・・・
物語がイマイチ印象に残らなかったのはなぜだろう。←そこ重要w
オススメ度 ★★☆☆☆