今回は韓国発の…、というか、韓国初のというのが正しい。
遺体なき殺人事件をめぐる本格的な法廷サスペンス。今週21日(土)より日本でも公開される。
本作には韓流スターのチャン・ヒョクが出演しているけど、やっぱり主演のハ・ジョンウ vs パク・ヒスンの法廷対決が面白い!
そういう意味では「ザ・韓国映画」を楽しめると思う。
『依頼人』(2011年/韓国/123分)
(c)2010 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND GENERATION BLUE FILMS ALL RIGHTS RESERVED.
7月21日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか順次公開!
詳しい情報は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
結婚記念日の夜、花束を持って帰宅したチョルミン(チャン・ヒョク)
けれど、そこに妻の姿はなく、彼を待っていたのは部屋を捜索していた刑事たち。彼はその場で逮捕され、遺体なき殺人事件の容疑者に―。
チョルミンを助けるのは、スター弁護士のソンヒ(ハ・ジョンウ)
遺体の発見されなかった現場を訪れ、これはただの殺人事件ではないと確信する。
一方、チョルミンを追い詰める担当検事のミンホ(パク・ヒスン)
弁護士のソンヒとは司法研修所時代の同期。彼はチョルミンが妻を殺したと信じて疑わない。
現場となったマンションの一室にあったのは大量の血痕だけ。
だが遺体はない。
容疑者であるチョルミンのすべての指には指紋もない。
もちろん、容疑者チョルミンの自白もない。
つまり、明白な証拠が何一つないという異常事態で裁判へと突入。
裁判が終わるまでは、誰も信じるな…。
*****
韓国の法廷サスペンスというと『セブンデイズ』や『イテウォン殺人事件』を思い出すけど、“本格的な”法廷モノというのは、やはり本作『依頼人』が韓国“初”となる。
チャン・ヒョクは相変わらずイケメンだけど、いつものカッコいい彼ではない。さすが容疑者。当然のことながら、おどおどしている。
この映画を見るときのアドバイスとしては、123分もあるけど、とにかく「集中しましょー、集中!」この一言に限るw
特に終盤、ちょっとしたシーンやセリフが重要になってくる。
容疑者・弁護士・検事の行動と言葉、そして表情をお見逃しなく!
こんな人たちも弁護士のソンヒを助けるけど…。
ソン・ドンイル
キム・ソンリョン
裁判だけでは、真実は暴けない。
オススメ度 ★★★☆☆