韓国映画

■韓国映画『カンチョリ オカンがくれた明日』

投稿日:2014年5月16日   

 

韓国映画や韓国ドラマを見ていると、親子の情を痛いほど感じることが
あります。
『カンチョリ オカンがくれた明日』でも、海より深い母と息子の絆に
胸を打たれました

『カンチョリ オカンがくれた明日 2013年/韓国/108分
カンチョリ-メイン
(c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

明日5月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか
全国で順次ロードショー!

詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをクリックしてご覧ください^^

釜山の港で働くカン・チョル―通称カン・チョリ(ユ・アイン)。普段は
ぶっきらぼうだけど、とても母親想い。誰よりも母親のスニさんを
大切にしています
カンチョリ-サブ1
スニさん(キム・ヘスク)は重い内臓疾患と認知症を患っていました。

息子カン・チョリのことを亡くなった夫と思い込み、彼を「ヨボ~(あなた)」と
呼んだり、自分のことを「キム・テヒ」と自己紹介(笑)。
韓ドラファンにもおなじみのベテラン女優キム・ヘスクが演じています

二人は釜山を旅行していたスジ(チョン・ユミ)と出会い、心温まる
時間を過ごしましたが…。

台所に立ってキムパのお弁当を作り、息子に食べさせるスニさん
カンチョリ-サブ3
そのスニさんが口にした言葉に胸が痛みます…

やがてスニさんの病状が悪化。でも高額すぎてカン・チョリには手術
費用が支払えない。彼は母と友を守るため、ある決意をして裏社会へと
足を踏み入れ…。
カンチョリ-サブ2
スニさんの認知症が重度なのではなく、ときに正気に戻って息子のことを
気遣うから切ない。そんなスニさんがいつも口にする言葉。

「お前には必ず恩返しするよ…」

*****
私はまだ家族が認知症になったという経験はないけれど、それとは
全然違う状況で、大変お世話になった方が記憶を失っていく様子を
最近、目の当たりにしました。
映画と同じで一気に症状が進行するのではなく、時折、記憶を取り戻す
こともあります。
それが嬉しくもあり、悲しくもある。
上手く説明できないのですが、どこか遠い世界に行ってしまったようであり、
そしてすぐまた目の前に戻ってきたようであり、目まぐるしく変わる様子を
間近で見ていて、すごく戸惑いも覚えたし複雑な気持ちにもなりました。

そんなわけで、スニさんがカン・チョリにキムパを食べさせるシーンや、
バスの中で感情を爆発させるシーンは涙なしで見られません。

オススメ度 ★★★☆☆

オール釜山ロケのこの映画。
見ていると、今すぐでも釜山に飛びたくなります~[emoji:i-37]

<<新しい記事 
<ソウルの朝食> 地下商店街でオモニのキムパを@ソウル鐘路
  前の記事 >>
韓国映画『結婚前夜 ~マリッジブルー~』と東京純豆腐

おすすめ記事と広告

-韓国映画

Copyright© 韓美生活 , 2024 AllRights Reserved.