『新感染 ファイナル・エクスプレス』とはまったく違うタイプのゾンビ映画。
キム・ナムギルがゾンビと戦う『感染家族』はもろコメディで、今週16日(金)から日本でも公開される。
『感染家族』
(原題:『奇妙な家族』/2019年/韓国/112分)
© 2019 Megabox JoongAng Plus M & Cinezoo, Oscar 10studio, all right
2019年8月16日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
パク一家は長男ジュンゴル(チョン・ジェヨン)の少ない稼ぎで、ド田舎にある寂れたガソリンスタンドで暮らしていた。
そんなド田舎にゾンビ(チョン・ガラム)が出現!
あろうことか父親のマンドク(パク・イナン)が襲われ、頭を噛まれてしまう。
時を同じくしてミンゴル(キム・ナムギル)が帰郷
製薬会社をクビになり実家に戻ってきたミンゴルはゾンビの生態に詳しかった。
とりあえずゾンビを隔離すると・・・
ミンゴルは「頭を噛まれた父親も始末しよう」と主張する。
ところがマンドクがゾンビになることはなかった。
むしろ一夜にして若返ってしまう!
ここで一家はゾンビビジネス(!?)に乗り出すことに。
町の老人たちは狂喜乱舞。パク家は大儲けするが、やがてゾンビに噛まれた人たちに副作用が勃発。
次々とゾンビ化し・・・
町は一瞬にしてパニックに陥る!
果たしてパク一家の運命は!?
*****
緊張感のないゾンビ映画で最初から笑える。
コン・ユ主演の『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは対極にあるゾンビ映画なので、あちらのような緊迫感を期待して見るとガッカリするかも。
なんとなく、行きあたりバッタリで商売を始めちゃうあたりがいかにも韓国らしい。ここだけは妙にリアルに感じた。
チョン・ジェヨンとキム・ナムギル扮するダメ兄弟も憎めないが、一番ダメダメなキャラはパク家にやってきたゾンビ(チョン・ガラム)。
チョン・ガラムは10月に日本で公開予定の映画にも出演している。名優に囲まれながらもしっかりとキャラクターの印象を残していて、今後の活躍が楽しみ。
オススメ度 ★
新感染 ファイナル・エクスプレス [DVD] こちらは笑えない。 |