韓国で500万人もの観客を動員したヒット作『毒戦 BELIEVER』がついに日本でも公開される。
『毒戦 BELIEVER』
(2018年/韓国/124分)
(c)2018 CINEGURU KIDARIENT & YONG FILM. All Rights Reserved.
10月4日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)
彼は組織壊滅のため、長年このイ先生を追っているが、いまだ尻尾すらつかめない。
ある日、麻薬精製工場で爆発が起こった。
生存者はラクと名乗る青年(リュ・ジュンヨル)
組織に見捨てられたラクは、イ先生が出現する可能性の高い麻薬取引の情報を持っていた。
ウォノは、ラクと手を組むことに
ラクを釈放することを条件に、彼を案内役として組織に潜入することを決意する。
だが、そこは麻薬に魅入られた狂人たちの巣窟―
大胆かつ危険極まりない筋書き
エスカレートする執念の捜査
ウォノがたどり着いた驚愕の真実とは?
*****
映画にハマり、中毒に陥る人が続出したという本作品。
「麻薬中毒とか、そういうストーリーが苦手」「ハードボイルドは見たくない」という人も、きっと冒頭から釘付けになるに違いない。
すべてが強烈すぎて言葉を失う。
おかしな人ばかりが出てくるから、何がまともか一瞬、分からなくなる。
特筆すべきはこの人!
2017年10月に亡くなったキム・ジュヒョク。
遺作となる本作では麻薬中毒者を演じているが、その狂人ぶりは見ていてゾッとするほど。
静かに怖い。
オリジナルは、香港ノワール映画の巨匠ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』(2016)。
見ていて、すごく古い作品かと思っていたら、わずか3年前の作品で驚いた。
韓国版のほうが一人ひとりのキャラが立っていて、ストーリーにもメリハリがある。完全にオリジナルを超えているように思った。
オススメ度 ★★★★
ドラッグ・ウォー / 毒戦 [DVD] オリジナル作品。 |