来週から日本でも公開される『鬼手』。韓国で囲碁をテーマにしたドラマや映画って、なんでこんなに面白いんだろw
『鬼手』
(原題『神の一手:グィス編』2019年/韓国/106分)
(c)2019 CJ ENM CORPORATION, MAYS ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2020年8月7日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
父は自殺、母は家出。両親を失った貧しい少年グィスは姉スヨンと共に、囲碁のプロ棋士ファン(チョン・インギョム)の豪邸で下働きしていた。
ある日、スヨンは非道なファンの悪行により、自らの命を絶ってしまう。グィスは嘆き悲しみ、ひとりソウル行きの最終列車に飛び乗った。
都会でグィスは一匹狼の棋士イルド(キム・ソンギュン)に見い出される。
そして教わった。「人生は二つに一つ。遊び場になるか、生き地獄になるかだ」と。山寺でグィスは碁の猛特訓を受けながら過酷な修行を耐え抜く。
こうして非情な賭け碁の世界に身を投じたグィスだったが、師匠イルドを殺されてしまい、再び一人になる。
黙々と囲碁と肉体を鍛錬したグィス(クォン・サンウ)
イルドの知人トン(キム・ヒウォン)を訪ねて
一緒に韓国各地を渡り歩くように
イルドを殺した“釜山の雑草”(ホ・ソンテ)とも対決
負けず嫌いの“釜山の雑草”
ついには列車が迫る鉄橋で死闘w
こうして復讐すべくファンとの決戦に突き進むグィス。
だが、思いがけない人物が現れる
グィスに恨みを持つ殺人棋士(ウ・ドファン)
グィスは鬼手(相手の意表を突く鋭い手)で復讐を果たせるのだろうか―。
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それにしても・・・
この汚いトイレのシーンがメイン画像に使われるとはw
囲碁を知っていても、おそらく知らなくても最初から最後まで興奮しながら見入ってしまう。
子供の頃、胸に刻んだ復讐心と、大人になってからのアクション。囲碁を打つシーンは生きるか死ぬかの死闘だし、どこを切り取っても面白い。
正直、見る前はクォン・サンウと囲碁が結びつかず、そこまで期待していなかったけど、見てみて納得。これはクォン・サンウにピッタリのキャラです。
2014年に公開されたチョン・ウソン主演の『神の一手』が356万人動員のヒットに。今回のは同じ制作陣の作品で去年公開されて、215万人を動員している。
コロナ禍でNetflixに走った人も多いと思うけど、囲碁もアリだったかもね。映画のような状況だと命が幾つあっても足りないけどw
オススメ度 ★★★☆☆
神の一手 [Blu-ray] 囲碁映画。 ミセン -未生- DVD-BOX1 |