今週公開される『ハント』。あの『イカゲーム』のイ・ジョンジェの初監督作品。
『ハント』(2022年/韓国/125分)
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2023年9月29日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
ときは1983年―。
ワシントンDCでは米韓首脳会談が行われようとしていたが、会場周辺では韓国の全斗煥大統領の退陣要求デモが激しく繰り広げられていた。
警護にあたるのは…
海外チームのパク次長(イ・ジョンジェ)と
国内チームを率いるキム次長(チョン・ウソン)
因縁の仲の二人が見守る中、CIAがテロの動きを察知。銃撃戦の末、犯人グループは射殺される。
大統領暗殺事件は未然に防がれたものの、安全企画部では北のスパイのリーダー“トンニム”を特定し、早急に決着する必要があった。
安全企画部長に呼び出されたパク次長とキム次長は、全斗煥大統領の訪日と非公式会談での特殊作戦について確認。
だが情報はまたしても北に筒抜けだった。
予想外の展開で現場は大混乱
作戦は失敗に終わり、仲間が瀕死の重症を負うのだった。
互いのチームの中にスパイ“トンニム”がいるのでは?
捜査を進めるパク次長とキム次長。
“トンニム”の正体は一体、誰なのか。北が狙っている大統領暗殺を阻止することはできるのだろうか。
*****
イ・ジョンジェ監督の『ハント』は去年8月に公開され、435万人を動員。初監督作品でこれだけの観客を動員できたのだから大成功だったのでは。
ただ、、、この映画。韓国人たちが話題にしていたのを憶えている。「難しい」と。
「一度観ただけだとよく分からない」。韓国人たちがそんなふうに話していた。「あれ、分かった?」とか、そういった疑問を口にしていた。
韓国人が観て難しいのだから、当然、日本人の私たちが観ると、もっと分かりづらい。
上記のあらすじはごくごく簡単に書いたが、プレスを読んでもスッと頭に入ってこないから、少し戻ってまた読み直すという。単純なスパイものと違って、ストーリーが凝りすぎている嫌いがある。
映画を観たあとにプレスを読んで理解できたシーンもある。つまり、そういった補足がないと、映画を観ただけでは「この人は誰?」「こことの繋がりは?」と、やっぱり疑問だらけになる。
スパイについての「何度も屁をするならクソが付いてないか確かめる」「パンツを脱がせろ」
この例えは韓国映画っぽくて笑えたけどw
スパイものはいいとして、もう少し分かりやすかったらよかったのに。
オススメ度 ★★☆☆☆
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