前回のソウル旅行では現地でのスケジュールの都合上、観られるミュージカルは1本だけ。何を観ようか悩んだが、一応、候補は決まっていた。
ところが、ある事情から直前で予定を変更。この『二都市物語』を見ることにしたんだけど、これが大正解だった♪
『二都市物語』
日本では来年夏に『二都物語』というタイトルで上演され、「井上芳雄&浦井健治」のコンビが出演。
ハッキリ言ってそれ以外の予備知識はほとんどナシ
そもそも自分の乏しい語学レベルでストーリーを楽しめるかどうか不安だったけど、思いのほか感動できたのはやはり楽曲の良さと切ないラブストーリーが見事にマッチしたからだろう。『レ・ミゼラブル』好きにもツボな作品と思った。
シドニー役のリュ・ジョンハンと、チャールズ役のチョン・ドンソク王子。
なんだかデジャヴ…。
冬に見た『エリザベート』を思い出したよ(笑)。
リュ・ジョンハンは鉄板だ~。相変わらず素晴らしい歌声を聴かせてくれる。知らないナンバーが続いても眠くなるなんてことはまずない。
ドンソク王子の「The Promise」は胸キュン♡
ルーシーのパパに、「彼女をください」と許しを請うんだけど、すごく良かった。ルーシー役のチェ・ヒョンジュがうらやましく思えたほど(笑)。
物語はフランス革命の頃のパリとロンドンが舞台。
二人の青年とルーシーの悲恋が描かれていて、終盤でシドニーが下す決断に泣けてくる。セリフが容易に理解できれば、もっと楽しめたに違いない作品だった。
『レミゼ』がいろいろな要素を詰め込んでいるのに対し、こちらは3人の哀しい恋が中心。『レミゼ』よりこっちのほうが好き!って方も多いかも。
『ラ・カージュ』でもPSYの『江南スタイル』人気を実感したけど、この『二都市物語』でも「英国スタ~イル!」というセリフが飛び出した。