以前、日本全国の名店を食べ歩く方に「美味しいご飯が好き」と話した。
最後の晩餐は塩むすびでいい。
それぐらいお米が好き。日本人に生まれて本当に良かったと思う。
そんな話をしたら「東京で3本の指に入るぐらい美味しいお米を食べさせてくれるお店に連れて行ってあげるよ」と言っていただいた。
その言葉に嘘はなかった・・・
主役はご飯
残る2本の指のお店にも行ってみたい（笑）。
カマスの棒寿司
コチラはパリッパリの海苔に感動。
■銀座の人気店で四季の味を楽しむ
グルメな方たちの食事会でよく話に出ていたので。名前だけは知っていたよ。
『御料理 かつ志』
ミシュラン店『鮨よしたけ』が新たにOPEN
カウンター7席
というわけで、予約は取りづらいみたい。
冷やし茶碗蒸し
アワビがゴロッと入っているけど、主役はトウモロコシかも。枝豆とオクラまで入っている。少し食べ飽きた感のある茶碗蒸しも、これなら「もっと食べたい！」と思える。というか、トウモロコシがタップリ入っていて茶碗蒸しという感じがしない。
温かいおひたし
春菊や水菜、ヤマブシタケが入っている。
焼きナスのムース
香ばしい焼きなすの上にバフンウニと毛ガニをON！
私はナスが好きじゃないけど、これはイケる。美味しい。
「平田牧場」の金華豚
口の中に入れたら豚肉が溶けた。トロッと。トロける金華豚の上は煮玉子。
カニしんじょうと松茸の椀
松茸の香りが素晴らしい。
■どんどん楽しくなる極上のコース
ここで登場したよ。
カマスの棒寿司
写真を撮っている余裕はない。海苔のパリパリした食感も楽しみたいから。この海苔、香りが本当に豊か。おにぎりにしたら美味しいよねー。
カツオのスモーク
ただ、スモークするだけじゃなく炭でたたいたという。醤油もスモークした酒盗入り。香りが鼻から抜けた瞬間、幸せだった。
石垣貝
ワサビの辛さに驚いたけど、この石垣貝って陸前高田産なのね。名前からてっきり南の海から来たものと勘違いしてた。
お造り
鯛とボタンエビ。甘くてトロけた。
賀茂なすと鱧の餡
この夏も鱧をよく食べたかも。賀茂なすとメチャクチャ合うのね。
歓声が上がった天然の鮎
実は私、そこまで鮎が好きじゃないけど、美食家の間で鮎は本当に人気が高い。去年だったか、鮎づくしのお誘いがやたら多かった。
鍋は・・・
ひょうご味どりの水炊き
衝撃の美味しさ
衝撃1はスープが止まらなくなるほど美味しい。衝撃2はトッピングした胡椒の刺激。舌に痺れを感じるほどのピリッとした刺激。カンボジア産かと思いきや国産の胡椒と聞いて驚いた。
■〆の絶品ご飯に箸が止まらなくなる恐怖
コースのメインはご飯。
あてが並ぶ
ご飯が進みそうｗ
平目の胡麻ダレ
主役のご飯
お米は山形と長野と宮崎のものをブレンドしたそう。
ご飯がもう止まらず、我慢しきれなくなってお代わりをお願いすることに。
味噌汁も合う！
最後はだし茶漬け
ここで再びご飯追加。3杯目かよｗ
正直、このご飯に出汁をかけるのはもったいないと思っていたけど、これはこれでまた美味しい。食べなきゃ損！のお茶漬け♡
おこげ
この日は少し柔らかくなったとのこと。それでも美味しいけどね。
最後は赤肉メロンのゼリー
こういうお店で最後のデザートにガッカリしたこともあるけど、こちらのメロンゼリーが最高すぎて「どんぶりでも食べられそう」なレベル。まいりました。
銀座でここまで美味しく、四季を楽しめる和食のコースをいただき、私の会費は17,000円程度。
日本酒を飲んだりすると2万円ぐらいになるけど、場所と料理のクオリティーを考えた場合、コスパはいいんじゃないかと感じる。
こういうお店は本当に季節ごとに楽しめるので、ぜひまた違った季節に再訪したい。
帰りはジャコのおにぎりをお土産にいただいた。幸せすぎる～♡