韓国の超大作ミュージカル『MATA HARI マタハリ』
2回見た。
今日はまず、私の率直な感想。
<番外編>で『マタ・ハリ』のワールドプレミアに行ったと書いたけど、この日は正直言ってそこまでハマれずw
ストーリーを追うのに精一杯で、華やかさに圧倒されつつもそんなに好きな作品とはならなかった。
ところが、ストーリーが頭に入っていた2回目では号泣。
1幕からウルッとしてしまい、2幕で完全に涙腺が崩壊した(涙)。
終演後、友達と各シーンについて語り合いながら、思い出してまた泣けてきたほど。とても同じ作品の感想とは思えない(笑)。
この流れは、まるで韓国映画『建築学概論』のよう。
あの映画も一度見ただけではフツーのラブストーリー。
2回以上見て初めて作品の良さに気付き、感動したから。
本作の見方としては、マタ・ハリがスパイ云々ということより、もっと単純に考えていいかも。
とてもお金がかかっているだけに、豪華な舞台は本当に華やかで素晴らしいんだけど、物語は実にシンプル。
個人的には、激動の時代に翻弄されたマタ・ハリとアルマンの悲しい恋の物語に見えた。
初回はピンとこなかったけど、2回目は二人の出逢いと別れを軸にして見たら、あまりに切なくて一幕から泣けてきたよ。
演出については、すごい変わりようw
プレビュー公演でイマイチだったシーンやダレた部分を一気にカット。
制作会社の方が言うには、私が見た本公演と、その前の週のプレビュー公演とでは全然違った演出になっていたそう。さすが韓国。
さらに4月下旬に2回目を見に行ったら、ワールドプレミアのときと再び演出が変わっていてビックリ。
つまり本公演に入ってからもアチコチ変わってきているので、もはやプレビュー公演のときの作品とは別モノと思ったほうがいい。
こうした演出の変更は正解かも。
自分の理解度の影響もあるかもしれないけど、作品としてグッと良くなったと思うから。これが私の率直な印象。
主演はオク・ジュヒョン
タイトルロールのマタ・ハリ役
Fin.K.Lの頃と違い、今では木佐彩子にしか見えない。
アイドル時代のオク・ジュヒョンがどうしてこのような顔になれたのか。私の中の七不思議。
曲で言うと、ラドゥとアルマンの男性二人で歌うナンバーが大好き♡
「Man to Man」
聴きすぎて耳から離れなくなり、今じゃ『エリザベート』の「闇が広がる」並みに好きなナンバーに♪
好きな組み合わせは、この映像の↑キム・ジュンヒョンさんとソン・チャンウィ。
…って、書いているとキリがないけど、物語についてはどこまで書いたらいいのか。
ネタバレはしたくないと思いつつも、この作品の場合、ストーリーを分かった上で見たほうが泣けると思う。それは私だけかなー。
そんなわけで、次回はもう少し内容について詳しく書いていくことにする。
…って、今日は前振りで終了(笑)。
なお、『マタハリ』のレセプションパーティで撮ったキム・ジュンヒョンさんらの写真は<番外編>にてUP!!