『梨泰院クラス』、本当に面白かった。けど、こっちはどうかな。パク・ソジュン主演の『ディヴァイン・フューリー/使者』。来週から日本でも公開される。
『ディヴァイン・フューリー/使者』
(原題『使者』/2019年/韓国/129分)
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2020年8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
格闘技チャンピオンのヨンフ(パク・ソジュン)
子供の頃に父親を失い、世の中に不信感を抱いて生きている。
ある日、右手に原因不明の傷があることに気づく。
彼は何かに導かれるように、ある人物に会いに行く。それはバチカンから派遣されたエクソシスト。
アン神父(アン・ソンギ)
彼と出会って、傷ついた手に特別な力があることを知る。
一方、彼らには悪が迫っていた。
“闇の司教”ジシン(ウ・ドファン)
アン神父とともにジシンを探しに行くヨンフだったが、果たして―。
悪の側に立つのか。
悪に立ち向かうか。
*****
見ていくうちにどんどん退屈していった。約2時間の尺だけど3時間以上に感じられる。見終わったあとの疲労感は半端ない。
韓国のサイトを見ていると、途中で席を立つ人もいたというが、気持ちは分からなくもない。むしろ「それ、正解!」と思った(笑)。
自分は一体なにを見せられてるんだろ?と疑問に思った点は『リアル』に似ている。(←パク・ソジュンも友情出演)
韓国では去年7月末に公開され、161万人を動員。よくこんなに人が入ったな―と思うけど、「夏休み」で「パク・ソジュン主演」に加えて「アン・ソンギとのコンビ」「『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシクも出演」といった要素に助けられたのか。
映画サイトを見てもコメントアルバイトが多いのか、本当のところの評価は分かりづらい。
「コメントアルバの皆さん、お疲れ様です」なんて皮肉コメントも少なくないし。
いずれにしても韓国版『エクソシスト』なんて言ったら、本家の『エクソシスト』に失礼な気がする。
もしかすると今年見た韓国映画の中でワーストになるんじゃないか。そんな予感がした。
オススメ度 ★☆☆☆☆
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