先日、真実のゲイ映画をUPしたが、同じ日にコチラの大作映画『ザ・タワー 超高層ビル大火災』も日本で公開された。
『ザ・タワー 超高層ビル大火災』
(原題:『タワー』/2012年/韓国/121分)
(C)2012 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
8月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋で公開。全国で順次公開!
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
汝矣島にそびえ立つ地上108階建ての超高層複合ビル「タワースカイ」。
施設管理チーフのデホ(キム・サンギョン)とフードモールを担当するマネージャーのユニ(ソン・イェジン)はクリスマス・イヴの準備に追われていた。
デホは男手ひとつで育ててきた愛娘ハナとのイヴを楽しみにし、ハナも父が思いを寄せているユニと一緒にイヴを過ごしたいと考えていた。
…が、そのイヴに「タワースカイ」の高層階で大規模な火災が発生!
しかもスプリンクラーが作動せず、炎が燃え広がり、地獄と化す建物。
この中に閉じ込められるユニとハナ
タワー前には“伝説の消防士”カン・ヨンギ隊長(ソル・ギョング)も緊急出動。デホはカン隊長に協力し、なんとかユニとハナを救おうとするが―。
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韓国版『タワーリング・インフェルノ』といわれるだけあって、すごい迫力に圧倒される。
こういう映画は映像のすごさばかりが印象に残りがちだけど、ちゃんと“人”も描かれていて、特にデホの「愛する人たちを救いたい!」という思いがグングン伝わってきた。
少なくとも、キム・ジフン監督の前作『第7鉱区』よりずっとよかった。
前半は「炎」との闘いだけど、後半は「水」との闘いにシフトする。
CGばかりに頼らず、多くのシーンを実写で撮影したというのも驚きだった。
これは映画だけど、韓国では改修工事をしたばかりの「新羅ホテル」が雨漏りでフロア全体を閉鎖した。リニューアルオープンからわずか6日でw
スプリンクラーは大丈夫なのか?と思わずにはいられなかった。
映画が制作費100億W(約8億7,500万円)なのに対し、ホテルは内装工事も含め800億W(約70億円)も投じたのにね。
オススメ度 ★★★★☆