今月公開予定だった韓国映画『悪の偶像』は公開が延期された。
ところが、『がんばれ!チョルス』はまだ方針が分からない。予定では今週10日(金)から公開されるはずだったけど、少し前に「公開延期」「近日公開」と変更されたみたい。
『がんばれ!チョルス』
(原題『がんばって!ミスター・リー)/2019年/韓国/111分)
© 2019 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & YONG FILM & DEXTERSTUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年4月10日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
※新型コロナウイルスが感染拡大している現在の状況から、映画の公開中止・延期・予定変更の可能性大!
映画あらすじ
チョルス(チャ・スンウォン)は通行人が思わず足を止めてしまうほどの容姿と鍛え上げられた肉体の持ち主。だが頭脳は幼いまま。それでも彼は街の人たちから愛されていた。
ある日、チョルスはセッピョル(オム・チェヨン)と出会う
病院で出会ったセッピョルは難病と闘う入院患者だったのだ。
セッピョルは祖母(キム・ヘオク)から「チョルスがあなたの父親よ」と衝撃の告白をされる。
予想もしなかった展開に驚くチョルスとセッピョル。
祖母に内緒で病院を抜け出すセッピョル
ここから奇想天外な父と娘の大冒険が始まるが―
果たしてチョルスの隠された過去とは?
娘を助けようとしたその瞬間、彼の過去が明かされていく。
*****
こんなことを言ったら怒られそうだが、正直、最初はあまり期待していなかった。ただのコメディーと思っていたし、ここでのチャ・スンウォンのルックスもなんとも言えず(笑)。
映画『毒戦 BELIEVER』や、ドラマ『最高の愛~恋はドゥグンドゥン~』のトッコ・ジンとはまったくの別人。別モノのキャラクターって感じ(笑)。
なんだけど、終盤になると思わず「あっ!」となる。それこそ韓流ブーム前から韓国を身近に感じていた人は「コレ、記憶してる!」となるはず。
最初は「なんで、この映画に118万人も観客が入ったんだろ?」と思っていたけど、見る人によっていろいろな思いが交錯しそう。
もう一つ。ちょっと心が温まる。
新型コロナウイルスって、人と人との気持ちや距離を遠ざける側面もあると思う。
例えば、飲み会を企画していた人がいるとして、最初は喜んで「参加」ボタン押してた人が、こういう状況になった途端、主催者や参加者を批判するとか。
3つの密(密閉・密集・密接)もNGだから、自然と距離もできてしまう。
人間関係がギスギスしてきたなーってとき、この映画を見ると何かしら気づきがありそうよ。
オススメ度 ★★☆☆☆
7番房の奇跡(字幕版) 父と娘の絆にはいろいろなカタチがある。 ノートに眠った願いごと ディレクターズ・カット版 [レンタル落ち] |