今週から日本でも公開される『小説家の映画』。
試写会で某著名人の方が「サッパリ分からなかった」と言っていた。
『小説家の恋』(2022年/韓国/92分)
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2023年6月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
著名作家のジュニ(イ・ヘヨン)
彼女はもう長いこと、執筆から遠ざかっていた。そんなジュニは音信不通になっていた後輩を訪ねる。
ソウルから離れた旅先では偶然の出会いが待ち受けていた―
第一線を退いた人気女優ギルス(キム・ミニ)との出会い
初対面ながらジュニはギルスに興味を持ち、彼女を主役に短編映画を撮りたいという提案を持ちかける。
かつて名声を得ながらも、様々な葛藤を抱えてきたふたり。思いがけないコラボレーションの行方はどうなるのか―。
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ホン・サンス監督の、ホン・サンス監督による、キム・ミニのための映画。
これまでのホン・サンス監督作品はブラックユーモアに満ち溢れていて、見ていて思わず笑ってしまった。
今回の映画もそういうシーンがなくもないけど、観終わると「?」だけが残った。
プレス試写会には著名な方もいらしており、駅までその方と映画の感想を話してみたものの、その方も「サッパリ分からなかった」と率直におっしゃっていた。
某報道番組で長く活躍されていた方。そんな方でも「サッパリ分からない」映画w
また、某新聞社の方は睡魔との闘いだったとも。
よほどのホン・サンス監督ファン、女優キム・ミニのファンなら満足できるのかもしれないけど、それ以外の観客が観たときは、まぁ、そうなるよね。
もう、ここまで来ると、監督のファンだけが観ればいい映画になってる気がしなくもない。
ごく一般的な映画ファンの感想がどうなるのか反対に聞いてみたい。
オススメ度 ★★☆☆☆
自由が丘で(字幕版) もう、9年前の映画になるんだね。 |