金沢に行くと決まったとき、『小松弥助』のほかに、もう一つ楽しみだったお店がある。
超グルメな男子が、そこで食べた料理を大絶賛していたから。
それは香箱ガニのパエリア
最初に聞いたときは「金沢まで行ってスペイン料理!?」と驚いたけど、グルメ男子が熱く語っているのを見て、「こりゃ行くしかないな」と。
だんだんと「これだけは絶対に食べるべし!」という気になり、金沢おでん『菊一』のあと、スペイン料理店に移動した。
スペイン料理『アロス』
いざ入店してみると、やっぱり心のどこかで「金沢まで来てスペイン料理?」と思ってしまう自分がいた。
が、その一時間後には自分がいかに無知だったかを思い知ることになる。
店内も気づけば二階席は満席。帰りに見た感じだと一階席も埋まっていた。すごい人気店だと分かる。
予約しておいてよかった。予約なしだったら入店できなかった。
ピクルス
白子たっぷり入った塩だらのピルピル(パン付き)
2,980円
ピルピルとはスペインのバスク地方の伝統料理で、オリーブオイル煮。
その場でググったよ(笑)。
味はアヒージョっぽいけど、もっと柔らかくなるまで煮込むのがピルピルなんだとか。
これが本当に美味しくって!!
パンが止まらなくなる。万年ダイエッターにはとっても危険な痛風料理だったわ。
バスク産アンチョビとトマトのサラダ
(小)1,410円
アンチョビがいい仕事をしているサラダ。気休めに緑を入れないとね。
そして、いよいよ…。
香箱がにのたっぷり入った100%パエリア
(小)4,980円
うわぁっー♡
これはもう本当に贅沢なパエリアだと思った。
海の幸の香りが存分に感じられ、味はもろカニッ!!のパエリア。
面白いのが、ふちの部分のほうが味が濃い。カニの味がギュッと凝縮している。反対に中央部はやや味が薄くなっている。よく混ぜて食べるべし!
ちなみに(中)は6,980円、(大)は9,980円だった。
最後はカタルニア風 焼きプリン
530円
食べる直前にジュッと表面を焼いてくれる。
クレームブリュレっぽい♡
直前で表面を焼いてくれたおかげで、とっても香ばしい。キャラメル部分を割って一緒に食べるプリンの美味しいこと!
『小松弥助』、『菊一』と続き、正直言ってお腹は空腹にはほど遠く、むしろ満腹に近い状態での入店だったけどすべて完食!
金沢は寿司やおでんだけじゃなく、スペイン料理店もすごかった。
次にまた金沢に行ったときも再訪したい。