公開が延期されていた韓国映画『がんばれ!チョルス』。いよいよ今週末から公開されることに。
『がんばれ!チョルス』
(原題『がんばって!ミスター・リー)/2019年/韓国/111分)
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2020年6月12日(金)よりシネマート新宿ほか順次公開
詳しいあらすじや公開情報等は公式HPをご覧ください。
映画あらすじ
チョルス(チャ・スンウォン)は通行人が思わず足を止めてしまうほどの容姿と鍛え上げられた肉体の持ち主。だが頭脳は幼いまま。それでも彼は街の人たちから愛されていた。
ある日、チョルスはセッピョル(オム・チェヨン)と出会う
病院で出会ったセッピョルは難病と闘う入院患者だったのだ。
セッピョルは祖母(キム・ヘオク)から「チョルスがあなたの父親よ」と衝撃の告白をされる。
予想もしなかった展開に驚くチョルスとセッピョル。
祖母に内緒で病院を抜け出すセッピョル
ここから奇想天外な父と娘の大冒険が始まるが―
果たしてチョルスの隠された過去とは?
娘を助けようとしたその瞬間、彼の過去が明かされていく。
*****
こんなことを言ったら怒られそうだが、正直、最初はあまり期待していなかった。ただのコメディーと思っていたし、ここでのチャ・スンウォンのルックスもなんとも言えず(笑)。
映画『毒戦 BELIEVER』や、ドラマ『最高の愛~恋はドゥグンドゥン~』のトッコ・ジンとはまったくの別人。別モノのキャラクターって感じ(笑)。
なんだけど、終盤になると思わず「あっ!」となる。それこそ韓流ブーム前から韓国を身近に感じていた人は「コレ、記憶してる!」となるはず。
最初は「なんで、この映画に118万人も観客が入ったんだろ?」と思っていたけど、見る人によっていろいろな思いが交錯しそう。
もう一つ。ちょっと心が温まる。
新型コロナウイルスって、今ではソーシャルディスタンスが当たり前になっている。
3つの密(密閉・密集・密接)がNGだから、自然と距離ができてしまう。
人間関係がどこかギスギスしてきたなーってとき、この映画を見ると何かしら気づきがありそうよ。
オススメ度 ★★☆☆☆
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