香りの強いタイ米が苦手なので、香港で美味しく完食できたものは麺類ばかり。
中でも美味しくて、帰国してから自分でも作ってみたのが・・・
出前一丁(笑)
とてもインスタント麺に見えないビジュアルだけど、香港の人のほうが「出前一丁」の美味しい食べ方をよくご存知で驚きだった。
■行列が絶えない超ローカルな食堂
美味しい「出前一丁」を出してくれたのは地元で大人気という食堂。
「中環駅」付近から歩くと途中にこんな風景が♡
ちょっと台湾の「九份」チック。それにしても坂道が多い(汗)。
人気食堂の『蘭芳園』
手前が屋台風になっている。その奥が店内。
外には人が並んでいて、店内はとにかく混んでいた。当然、相席になる。
入口付近に積み立てられた段ボール
どれだけ「出前一丁」が人気なのか、これだけでも分かる。
■見るからに美味しそうだった「出前一丁」
11時からランチの時間帯だったので、「出前一丁」はセットメニューになっていた。
葱油雞扒撈丁(ネギ油で揚げたチキンのせ出前一丁)
ドリンクセット53HK$(このときのレートで約860円)
アイス2HK$が加算されたので計55HK$(約890円)。
汁なし出前一丁の上にネギ油で揚げたフライドチキンがのっている。
揚げ立てでサクサクっとしていて美味しい。ネギ油の香りもたまらない。そこに刻んだネギと生姜とゴマ油を合わせた醤油ダレが添えられている。
混ぜ合わせると、もう~絶品!
濃いめの味に見えるかもしれないけど、大量にあった茹でキャベツのおかげで、これがまたちょうどいい味つけになる。
日本に帰国してから作ってみたところ、似たような感じにはできたけど、やっぱりお店の味とは違う気がする。
■激ウマのミルクティーと微妙なフレトー
その「汁なし出前一丁」とセットメニューになっていたのがミルクティー。
ミルクティー
アイス入りだと2HK$加算される。
香港で飲むべきものはミルクティー。
どこで飲んでもお茶の味が濃くて美味しかったけど、このお店のミルクティーが一番美味しかったと思う。
茶葉が強く主張しているミルクティーだった。
一方、店員さんイチオシのフレンチトーストは・・・。
傳統咖央西多士(香港式フレンチトースト)
25HK$(約400円)
ハチミツをたくさんかけるのが香港流
中にはカスタードクリームが挟まっていたが・・・
特に美味しいとも思えず(笑)。
フレトーは日本も美味しいので、ここでわざわざ食べなくてもいいと思う。
日本の「出前一丁」が香港では姿を変えて、こんなに美味しく食べられているのは衝撃だった。
店舗情報
◇蘭芳園
場 所:「中環駅」D1出口より徒歩10分ぐらい(地図)
営 業:07:30~18:00 日曜日は休み
蘭芳園(上環店)(地図)07:30~21:00
蘭芳園(尖沙咀店)(地図)10:30~21:30